平成29年度秋季大会 特集テーマ概要 

講 演 特 集

        1.インテリジェントソサイエティを創造する高機能電子部品材料
        
            モバイル通信機器やセンサーを活用したネットワークシステム,高速処理コンピュータシステ
           ムなどエレクトロニクス分野の発展は,目覚しいものがあります.この分野に新しい材料,新し
           い部品デバイスが,研究開発され,各種機器に適用されることにより,更なる高性能で信頼性の
           高い軽薄短小製品が実現されます.最近,IoTに代表されるように無数のエレクトロニクス機器
           がインターネットを介してつながるインテリジェント社会が実現されようとしています.自動運
           転や人工知能を活用したシステムも幅広く展開されています.このような社会を創造するために
           電子部品材料の高機能化が強く求められています.
            本特集では,インテリジェントソサイエティを創造するための技術としてエレクトロニクス機
           器を構成する電子部品材料を対象に,周辺技術を含めた特集を企画しました.材料設計から部品
           材料の新機能化,プロセス技術開発,エレクトロニクス実装技術や各種センサーの応用など,魅
           力あるトピックスを集められればと考えています.エレクトロニクスの幅広い領域から多くの方
           々の講演を期待しています.

        2.硬質(工具)材料の技術・研究における新たな展開

            工作機械のますますの高性能化,高効率化のためには,工具材料の性能,製造プロセス,コス
           ト,資源などの多くの観点からの改善が求められています.本特集では,切削工具あるいは耐摩
           耗工具等に用いられる硬質材料(工具材料)として,WC 基超硬合金, Ti(C, N) 基サーメット,
           セラミックス,cBN・ダイヤモンド焼結体,CVD,PVD などの材料・コーティング技術を取り上げ,
           原料,材料組織,基礎特性,工具特性,製造技術ならびに関連の解析法,理論,シミュレーショ
           ンなどに関する最近の研究課題と成果,新しい技術動向・進展などの発表を募集いたします.我
           が国の硬質材料技術のいっそうの発展のための活発な議論を行いたいと思います.奮ってご参加
           下さい.

        3.磁性材料・磁気デバイスにおける微細構造制御と機能発現

            ハード磁性,ソフト磁性を問わず,またはバルク,薄膜,微粒子等の形態を問わず,磁性材料
           における微細構造の制御は,それらの磁気特性を左右することから,応用先である各種磁気デバ
           イスの新機能・高機能発現にとって重要な技術となっています.本特集では,磁性材料・磁気デ
           バイスにおけるナノメートルからマイクロメートルレベルまでに及ぶ微細構造の創製・制御・評
           価技術と,それらの技術によって誘起される機能と応用に関する話題を広く募集し,新しい研究
           開発に向けて展開できるような討論を実施したいと考えています.奮ってご参加下さい.

        4.傾斜機能・生体材料

            材料に求められる特性・性能は,益々複雑で高度になり,従来の一様な組織・組成の材料を使
           用するのは困難になりつつあります.自然界の過酷な環境にある樹木,貝殻,骨なども,一様で
           はなく表面から内部に渡って傾斜した構造になっています.材料の使用環境に応じて最適に設計
           した材料,傾斜機能材料(Functionally Graded Materials: FGM)が我が国で初めて提唱され,以
           来,このFGMの利用分野は宇宙からナノテクノロジーまで広がっています.また,生体材料の分野
           では,人工骨や歯科インプラントと生体組織との間に,最適な傾斜構造を形成することによって
           再生医療が大きく進展しつつあります.
            本特集では,生体材料,FGMの製造プロセス, 多層・積層構造,コーティング,自己組織化材料,
           環境調和材料,最適機能発現の設計, FGMの新分野への応用など,傾斜機能・生体材料の様々な内
           容に関する講演を募集します.まだ途中段階にある研究や,これまでの研究を総括したものなど
           も大いに歓迎しますので,奮ってご参加下さい. 

         一般研究発表のほか,アイデア段階にあるもの,研究未完のもの,開発事例や改善事例など速報的内容
         の発表も歓迎いたします.
             
         講演特集において講演して頂いた内容を,講演者の方にご投稿頂き,これを研究論文または速報として
         協会誌「粉体および粉末冶金」に掲載させて頂きたいと考えておりますので,講演申込用紙の投稿欄の
         どちらかに○印を付して下さい.

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